万町二丁目の山車は明治26年(1893年)に造られたもので県指定有形民俗文化財に指定されています。人形は9日、10日は日本書紀の英雄「日本武尊(ヤマトタケル)」が、11日は中国の三国志の英雄「関羽雲長(カンウウンチョウ)」が乗せられます。江戸時代の人形師「三代目法橋 原舟月」の作品で、車は三輪、高さ8.75m、長さ3.80m、幅2.18mです。人形の台座である岩座の青龍の彫刻や、上段幕の飛竜・雲紋、中層の波に千鳥の彫刻、囃子台の雲紋の中に宝づくしの方形板を市松に配置しているところ等が見どころです。
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