明治6年に栃木県と宇都宮県が統合され、現在の栃木県が誕生しました。その後、明治17年に宇都宮に県庁が移転されるまでの13年の間、栃木には県庁が置かれていました。この移転の事情には諸説ありますが、当時、栃木が自由民権運動の拠点であったこともその一因といわれています。 当時、敷地の周囲に約1キロメートルに及んで巡らされた堀が現在も残っており、それが現在は県庁堀と呼ばれ多くの鯉が群れ泳ぐ姿を見せています。
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