倭町三丁目の山車

倭町三丁目の山車は嘉永元年(1848年)に造られたもので県指定有形民俗文化財に指定されています。
実際に江戸の山王祭で使われていた山車で、明治7年(1874年)に日本橋から買付けられて、泉町の「諫鼓鶏」の山車と共に神武祭典に参加したことが秋まつりの起源といわれています。
人形は鎌倉時代の英雄「源義経」の愛妾「静御前(シズカゴゼン)」が乗せられます。
江戸時代の人形師「松雲斎徳山」の作品で、車は三輪、高さ7.01m、長さ3.81m、幅2.18mです。人形の台座である岩座の花菱紋や、鶴に飛雲を配した上段幕、欄間の青梅波・牡丹の彫刻等が見どころです。

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